ゼミって何をする場所なの?
大学生や高校生のみなさんは、「ゼミナール(ゼミ)」と聞いて何を思い浮かべますか?
- 「ワイワイしていて楽しそう」
- 「専門的なことをひたすら研究」
- 「とにかく課題が多そう」
- 「議論や討論を深める場」
なんとなーくわかってそうで、深くはわかりませんよね。
僕が実際にゼミに所属してみて感じことや、何をしているのかについて簡単にまとめました。
- そもそもゼミのことがわからない!
- ゼミって結局何をするところ?
- ゼミは強制参加??
基本的には、僕が通っている大学をメインに考えていますので、皆さんの大学と若干の違いがあると思います

大学のゼミって何をする場所?

ゼミとは簡単に言うと、少人数の生徒が教授の下で課題の報告や討論・議論を実践的に行うといった感じです。
少人数といっても、ゼミの定員数や内容によって人数は異なります。
基本は16~18人程で、ゼミ活動を行うと思ってください。
課題が毎回出されるので、その課題をこなし報告と討論・議論をして議題を深めていきます。
活動日数は大学によって異なります。
ゼミの単位数が1セメスターで4単位分だとすると、週2日になる場合もあるし、2単位なら週1日になります。
ここに関してはみなさんの学内シラバスを参照してください。
基本は週1~2日だと思ってくれれば大丈夫です。
大学のゼミ活動内容

ゼミがどんな場所かわかったので、次にゼミの活動内容についてみていきますね!
僕が所属しているゼミの主な活動内容はこちらです。
- 輪読
- レク&合宿
- 卒論
先ずは輪読から見てきいきます。
輪読
輪読とは、数人が順番に一つの本を読んで意見を交わすこと。
僕のゼミではグループ単位で行動し、教授から指定されたテキストに沿って輪読をしています。
輪読の基本的な流れは、テキストを読みその内容をパワポにまとめ報告をする。その後、ゼミ生全員で議論をし中身を深めていくという流れです。
おそらくどこの大学もこの形式で進めていると思います。
学部学科によってはテキストではなく、教授から議題が出される場合もあります
輪読をすることで、論理的思考力を成長させたり、課題発見能力や文章要約力も身につきます。
レク&合宿
ゼミ生同士が互いを知らないことには、講義を進めることができないため、定期的にレクや合宿をします。
レクは体育館を貸し切って他ゼミと合同フットサルやバスケなどをします。
合宿は基本的に、同ゼミ内の上下関係を仲良くするために開かれ、僕は京都に2泊3日の旅行に行きました。
一応ゼミ合宿という形なので午前中は資料館に行ったり、午後は体験学習等をしました。夜はゼミ生と教授を交えて飲み会をしました。
教授からかなりディープな話を聞けるのでかなり面白かったです!
お酒を交えているということもあり、教授から普段聞けないようなことをかなり聞けるので、こういった場で積極的に教授と話すことをおすすめします。
ゼミの飲み会に参加するべきなのかについて解説しています。
別記事にて、卒論
大学生活最後の集大成とも言える、卒論の作成が最後にあります。
卒業論文は基本的に、大学4年生になってから書き始めるのが一般的です。
とはいえ、大学4年生の前期は就活などで、なかなか卒論を進めることが難しい状況になります。
なので、多くの大学は大学4年生の後期から卒論を作成していきます。
【卒論作成の流れ】
- テーマ&文献集め(7月頃)
- 卒論の書き始め(8月頃)
- 卒論残り半分(10月頃)
- 卒論ほぼ完成(12月上旬)
- 卒論提出(年末〜年始)
ゼミは強制参加なのか

文系の大学では、ゼミに入っても入らなくても一応卒業することができます。
では、ゼミに入っても入らなくてもいい場合はどうしたらいいのか。
現在僕はゼミに参加して4ヶ月が経ちましたが、ゼミには圧倒的に入ったほうがいいです。
その理由として、
- ゼミを通して論理的思考力が鍛えられる
- プレゼンスキルが身につく
- 就活に役立つ
- 単純に充実する
これらが特に感じたことです。
「論理的思考力が鍛えられる」「プレゼンスキルが身につく」が身に付くため、インターンなどで行われる、グループ単位での課題取組の時にゼミ活動を通して養った、課題発見能力や課題解決能力の基礎が大いに発揮されます。
就活中の面接でよく聞かれる、「学生時代に力を入れたことは」「学生時代に何を学んだか」といった質問に、ゼミでの活動を簡潔に答えることができます。
ゼミでの活動は正直なところ、かなり課題も沢山あり忙しいですが、充実感がものすごくあります。
他ゼミとの合同レクや合宿では、普段やらないことができたりと楽しさの面でも充実します。
ここで、勘違いして欲しくないことが一つあります。
「とりあえず入っておくか感覚」で所属すると痛い目にあいます。
その理由は単純で、たいして興味もないことを2年間も学ばなければなりません。
そのため、「自分が心から学びたい学問」もしくは、
その教授の下で「卒業まで指導を受けたいか」に重きを置いて、
自分に合ったゼミを選びましょう。
まとめ
ゼミ内での活動を通し、その過程でレクや合宿、課外授業をして仲間との絆を深めたり、議題について議論・討論を深めていきます。
大学生にしかできないことだと思うので、是非みなさんも「探求・追求したいこと」をみつけて、よりよい大学生活を送りましょう!
みなさんのより良い大学生活を願っています。
それでは良い学生ライフを~。

以上で本記事を終了とします!最後まで読んでいただきありがとうございます!
本記事は役に立ちましたか?
役に立ったらSNSでシェアお願いします!
Twitter(@sugiblog_re)もやっているのでそちらの方のフォローもお願いします!